ジャイアントパンダ。レッサーパンダは、中国語では「小熊猫(xiaoxiongmao)」と呼ぶ。国際的に通用している「パンダ」という呼称は、ネパール語で「竹を食べるもの」を意味する「ネガリャー・ポンヤ(ニガラ・ポンヤ」に由来するとされている。ちなみに、ジャイアントパンダの日本語名は「シロクロクマ」。
ジャイアントパンダの生息地は陜西(せんせい)省の秦嶺、甘粛(かんしゅく)省と四川省の境界の岷山,四川省の〓■山、相嶺、大凉山、小凉山と、いずれも山間部。1999年から2000年にかけて実施された「第3回全国野生ジャイアントパンダ数調査」にもとづき、生息数は1596頭と発表されている。(〓は「工」におおざと、■は山へんに「來」)
中国政府は1980年代半ばには、野生のジャイアントパンダの生息数を「1000頭強」と発表していたので、10年あまりの間に、パンダの生息数は5割程度増加したことになる。
しかし、パンダが依然として絶滅を強く危惧されている種である状況に変化はない。パンダ保護の問題点として挙げられるのが、パンダの「往来」が制限されてしまっていることだ。
中国はパンダ保護区を40カ所以上設けているが、逆にこのことは、パンダがそれぞれの保護区に閉じ込められていることを意味する。そのため、ひとつの保護区内にいる少数のパンダが、近親交配を繰り返すことになっている。
このことが、パンダの種としての生き残りを難しくしているとして、各保護区を結ぶ「パンダの廊下」を作る動きが本格化しつつある。
写真は2006年1月6日に、台湾へ贈られる「候補」として発表された「大熊猫19号」。生後1年4カ月で体重は46キログラム。(サーチナ)
2006年1月6日